そもそもプログラミングって?
プログラミングと言えばすぐにコンピュータの事を思い浮かべる人も多いことでしょう。最近では、パソコンやスマートフォンなどが幅広く普及し、誰もが様々なアプリを簡単に使いこなすようになってきました。実はこれらは、人間がプログラムで機械に指示することよって実現されています。
例えば、メールやお天気情報、乗り換え案内などの便利ツールなどはもちろんのこと、自動車、テレビ、電話、銀行のATM、クレジットカードなど、現代社会はあらゆる物や仕組みがプログラムによって実現されており、もはやプログラムなしでは成り立たない世の中になっていることが分かります。
昨今、IT(注1)という言葉があちこちで聞かれるようになりました。そこには、インターネットの普及があり、さらに最近ではAI(注2)やIoT(注3)といった普段聞きなれない言葉が氾濫しています。
AIとは人工知能のことで、今後自動運転やロボットで家事を代行してくれるなど人間の代わりにできることはどんどんやってくれるようになるでしょう。IoTによって冷蔵庫やエアコンなど家電製品がインターネットに繋がり、益々人間社会が便利になっていくものと考えられます。
このような状況は今後加速することはあっても後退することないでしょう。その中でプログラムを作る=プログラミングが益々必要になってくることはお分かりでしょう。
コンピュータのプログラムに限らず、例えば、料理のレシピは人が料理するための手順を記述したものでしょうし、人の作業手順もプログラムと言えます。つまりプログラムをするということが日常の生活の中で「手順を作り出す力」を培うことが可能となります。
自分の生活を快適にアレンジしたりデザインしたりすること、世の中の仕組みをデザインする力がプログラミングをすることで磨かれると同時に創造力が培われることでしょう。
(注1)IT (情報技術、英:Information Technology、IT)
(注2)AI (人工知能、英: artificial intelligence、AI)
(注3)IoT (モノのインターネット(英語: Internet of Things、IoT)